中学受験、親にできる100のこと。~

朝の受験勉強

中学受験の過去問では、漢字と計算問題が必ずと言っていいほど出題されている。しかし、学年が上がるとともに学習すべき内容が増え、平日に時間を取るのが難しくなった。
学校で新しい漢字をどんどん習うのに、以前習った漢字は次々に忘れていく。算数では相変わらず計算ミスが多いのに、計算問題は複雑になっていく。

「バケツに水が溢れているのに、水道が止まらない!どうしよう?」というような状態だ。
「それなら、朝早く起きて勉強するしかない。」

こうして、親子で早起きをして漢字、計算に特化した30分間の勉強を始めることにした。

朝の時間は「脳のゴールデンタイム」と言われるほど勉強に向いているらしい。「夜間に比べて生産性が6倍になる」という人もいるそうだ。

なぜ、朝の時間が受験勉強に向いているかというと、脳は寝ている時に活発に働いて情報を処理しており、目覚めた時にはクリアな状態で頭を働かせることができるようだ。
また、適度な空腹感によって脳の扁桃体(へんとうたい)という部分が刺激されて、記憶力を高められるそうだ。

実際に、中学受験のために朝の勉強を始めてみて
「時間が短い割に、効果が高い」と満足している。

朝の勉強が、中学受験のためになる理由。

集中力が高まる。
朝の勉強では、夜の勉強に比べて明らかに集中力が高まっていると感じた。
集中力が高まる理由としては

  頭がすっきりしている。
  静寂な環境。
  休憩が必要ない。(30分を一気にやりきれる)
  終了時間が決まっている。(30分後には朝食)

気持ちがポジティブになる。
30分とはいえ、早起きをして頑張った後の気分は、なんとも爽快だ。
さらに、勉強後の朝食はとてもおいしい。
朝の受験勉強を始めてからは娘の食欲が旺盛になったので、我が家の朝食はパンからご飯にかわった。

「自分は頑張った」と感じることは自己肯定感や自信につながり、きっと一日の活動に良い影響を与えるに違いない。

朝の受験勉強を行うのに一番の障害は、早起きしなければならないことだ。
最初の頃は親子共に早起きが辛かったが、2週間ほど経つと習慣になり自然に実践できるようになった。

早起きするには

  早く寝る環境をつくる。
(入浴は早めに。親が夜遅くまでTVを見ないように気をつける)
  寝る前にカフェインをとらない。
(眠気覚ましのコーヒー、紅茶は控える)
  カーテンを開けて眠る。
(太陽光を浴びて目覚めるとセロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌され、すっきり目覚められる)
  目覚めの音楽を選曲する。
(やる気が出そうな曲がいい。娘の場合はなぜか「おお牧場はみどり」)

時間に余裕があれば、朝起きてから軽く体を動かして勉強すると、さらに脳にいいそうだ。

朝の受験勉強は本来ならば毎日行うのが良いが、習い事や学校行事で極端に疲れが出たり、本人の体調などによって実現できない日もある。
そんな時は決して無理をせずに休ませるのがいいと思う。

我が家では1ヶ月間継続して朝の受験勉強ができたら、家族全員が美味しいスイーツを食べられれるというご褒美を用意して楽しんでいる。




  中学受験、親にできる100のこと。