中学受験、親にできる100のこと。~

フィンランド式1

お世話になっている塾へ娘を迎えに行くと、毎回のように先生から言われることがある。
「ほとんど理解できてはいるんですが、計算ミスが多いですね。」
「今回も計算ミスが足を引っ張っています。」
「計算ミスを何とかしないといけませんね。」

「それは先生のほうで何とかしてもらえませんか?」と言いたいのをぐっとこらえて
「また、やっちゃったの?」と
娘に小言を言いながら帰路につくのが、すっかり定番になってしまった。

娘の計算ミスがひどいのは、今に始まったことではない。
参照: 計算ミスをなくす。

親としては「なにが悪かったのか?」と不思議に思う。
公文式にこそ習っていないものの、それなりに計算を学習する機会は与えてきたつもりだった。

就学前から10ます計算を始め、学年が上がるとともに50ます計算、100ます計算と順風満帆に進めてきた。
チャレンジ2年生の付録のCDを車の中で聞くことで九九をマスターし、計算ドリルや計算プリントも結構な量をこなしているはずだ。

「なのに、なぜ6年生にもなって簡単な足し算や引き算でミスをするのか?」
この問題に答えてくれる人はいない。

娘の気持ちになって考えると「計算は退屈でつまらない」というのが本音ではなかろうか?
計算をしている時は、頭の回転をできるかぎり低速に、省エネモードで流しているようにみえる。

「もっと緊張感をもち、高速かつ正確に計算ができるようになる方法はないものか?」

そこで思い出したのが、小3の時に購入した
参照: 「フィンランド式ドリル リッカ先生のたのしい算数 たし算 ひき算」
というアプリだ。

これは、フィンランドの教諭「リッカ・パッカラ」さんが、現地で教えている方法を計算アプリにしたもので、
日本では、3+5=( )というように普通に解答を求めるのを、3+( )=8、( )+5=8というように( )内を求めるところがフィンランド式らしい。

フィンランド式2

3年間で20本以上のな学習アプリを試しているが、いちばん最初に購入したこのアプリがもっとも素晴らしい出来だ。

    「フィンランド式ドリル リッカ先生のたのしい算数 たし算 ひき算」の特徴

  • 計算をこなすだけでなく、ちょっと考える工夫がある。
  • 紙と鉛筆を使わずに、どこでも繰り返し計算のトレーニングができる。
  • スピード感があって、ゲーム感覚で楽しめる。(時間制限問題に挑戦できる)
  • 正解した時にあがる歓声がクセになる。
  • かわいいイラストやBGMが楽しい。
  • つまずいた時には、ヒントを参照できる。
  • カレンダーに学習記録が残る

計算問題は1ケタ、2ケタ、3ケタから選べるので、就学前の子どもから高学年まで対応できることなど本当に素晴らしいアプリだと思う。
※3ケタは設定画面で「大きい」に変更しないと2ケタ+2ケタ、2ケタ-2ケタの問題が出題される。また、3ケタでは間の数字を求めるのではなく、183-112=( )というふうに、普通に答えを求める形式で出題される。

本当ならばずっと継続して学習を続けたかったのだが
このアプリには1つだけ、大きな欠点があった。

それは1ステージ終了するごとに、ごほうびとしてゲームで遊べることだった。
このゲームがシンプルでありながら上出来であり、子どもを夢中させる。

飛び出した虫をどんどんタップする、もぐらたたきのようにカエルを次々にタップするなど、算数とはまったく関係のない直感的スピードゲームに夢中になりすぎて、ipadがかわいそうなくらい高速連続タップするし、終わった後は「はあはあ」と息を切らす始末だった。

計算問題のみをやらせて、「はい、おしまい!」にしたかったのだが
娘から猛反発をくらってしまい
「このゲームさえなければ…」と惜しまれながらも封印することになった。

それからは毎年、まとまった時間のとれる夏休みになると封印を解いて
「フィンランド式」で計算の学習している。

娘は中学受験のために、しばらく前から「DS」のゲームを自ら封印しているので、夏休みにはこのゲームを容認してもいいかなと思う。

「6年生にもなって、もう子どもっぽいゲームはしないよ。」
という言葉に期待したいところだが
それは、ありそうにない。




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