中学受験、親にできる100のこと。~

計算ミス

娘の中学受験の勉強で、以前から「どうにかならないか」と思いながら、今までどうにもできていないの課題が「計算ミス」への対処だ。
日常の宿題から、全国一斉テストまで、娘の答案には必ずと言っていいほど計算ミスが見つかる。
「このままだと、中学入試でもきっと計算ミスで失点するに違いない!」
そのような親の心配とはうらはらに、娘の態度は実にあっけらかんとしている。

「ただの計算ミスじゃん」
と、全く反省の色がない。

このままではまずいので
(1)計算ミスはなぜ起こるのか?
(2)計算ミスをどうやってなくすか?
について真剣に考えてみることにした。

計算ミスが起きる現場を観察していると、次のようなことが分かった。
・数字を小さくを書いている。
・数字が汚く読みにくい。
・筆算の縦のケタが揃っていない。
・スピードが早い。
・問題の写し間違いをする。
・見直しをしていない。

「まとめると、「計算するのは面倒だ」という雑な態度が問題だった。

最初は「じっくり丁寧に…」と指導したが、娘にとってこれは大の苦手らいしい。
目を離すとすぐに元に戻り、雑な計算をしては間違いを繰り返す。

わらにもすがる思いで
塾のベテラン講師に「計算ミスをなくす方法はありませんか?」と聞いてみたが
「計算ミスはなくなりません」と一言。
「だって、人間だもの…」とでも言いたげだった。

ミスがなくならないならば
せめて、「自分がミスしたことに気づけないか?」
今度は計算した後に「逆算」を行うこと、そして、問題文をもう一度読んで
解答に違和感がないか確かめるように指導した。

例えば、1,000円の商品を1割引で買ったのに価格が元の1,000円より高額になっていたら
絶対に「おかしい?」と思うだろう。
しかし、子どもにとっては、どうも算数の問題と実体験をリンクさせることが難しいようだ。
親に言われてはじめて「ああ、そうか…」という具合である。

「逆算」や「問題文の見直し」も最初は、チラッと見て「出来た!」と言っていたが、
親が確認しなければ、自然にスルーするようになった。
まるで、「そんなことに時間を使うのが惜しい」と言いたげだ。

ついに私の堪忍袋の緒が切れて、不本意ではあるが「脅しをかける作戦」に転じた。

娘に「中学受験では、一問のうっかりミスが原因で今までの苦労が全て水の泡になってしまうかもしれない」という話をすると、涙ながらにうなずいて今後は気をつけるよう約束した。

だが、その効果も長くは続かなかった。

そこで今度は、計算ミスをすると新たに1問を加算する「ペナルティ作戦」を実施した。
1問を間違うと2問になるので、間違えば間違うほど問題数が増えていく。
さすがに問題数が増えるのを嫌気して、娘は計算するスピードを落として問題を解いていた。
それでも計算ミスの撲滅は難しく、
間違える度に親が新しい問題を作らなければならない手間が発生したことや、計算ばかりで勉強のスケジュールが大幅に遅れるなど、結果として失敗に終わった。

そこで、私たちも焦らずに1つ1つの問題に取り組むようにした。
まず
・数字を小さくを書いている。
・数字が汚く読みにくい。
・筆算の縦のケタが揃っていない。
「3つの問題を克服するために、方眼ノートを使って計算するように指導した。

すると、マス目に合わせて大きな字を書くようになり、自然に縦のケタも揃うため計算ミスが少なくなった。
しかし、ノートを使用しない時は、依然として答案の隅に小さく数字を書いて間違うことがあるので、まだまだ定着したとは言いがたい。

ネットでいろいろ調べてみると

・一行ごとに見直すとよい。
・指差し(ペン差し)で確認するとよい。
・声に出して計算するとよい。
・消しゴムを使わずボールペンを使う。

など
計算ミスへの対処法があったので、ぜひ取り入れたいと思う。

まだまだ、計算ミスへの試行錯誤は続きそうだ。




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