中学受験、親にできる100のこと。~

過去問の整理

過去問を手に入れることで、1回の試験の出題傾向がイメージできた。
国語なら、漢字の読み書き→物語文→論説文というおおまかな流れが分かった。

次に8年間という期間を通じての出題傾向を詳しくするために過去問を整理し、分類することにした。
過去問をスキャナにかけてパソコンに取り込み(デジカメ撮影でも可)、画像編集ソフトを使って問題の切り貼りを行った。

算数の場合は、計算、面積、角度、体積、速さ、割合、平均、場合の数、和差算、植木算のような各ファイルを作り、過去問を分解して種類ごとに分けてみた。

すると、志望校の8年間の出題傾向として、具体的にどの分野が多く出題されているのかがすぐに分かった。
娘の志望校では、最も重要なのは「速さと距離」の分野で、次に割合、平均の出題が多いことに気がついた。

同じ傾向の問題を並べてみると、クラスの男女比、市内の気温の変化、地域の人口構成など、私たちの身近なものに関する出題が多いことがわかった。
そこで、日頃から身近な数字に慣れさせておくことを意識するとともに、市販の問題集や塾の問題集で似た問題があると、重点項目とするように心がけた。
また、速さの問題については、6年生の2学期で習うようになっていたのを6年生の4月に終わらせて、数多くの問題をこなし、やや難しい応用問題にもチャレンジできるようにスケジュールを組んだ。

国語の場合は、8年間を通じて長文の「物語文」と「論説文」が出題されており、物語文では同世代の友人関係をテーマにした出題が多かったので、関連する書籍の本を図書館で借りて読むように勧めた。amazonに過去の入試で出題された著者の名前を入力すると、その人の作品が表示されるだけでなく似たようなジャンルの作品が「おすすめ」として出るので、それを参考に物語を選んだ。

「長文読解」では選択問題は少なく、短い文章を記述させる問題が多かったので、記述に重点を置いて取り組むことができる問題集を選んだ。

漢字の出題は8年間を通じて、カタカナを漢字に直すものだったため、自宅のパソコンで作る漢字の見直しテストは、書体まで似せて志望校の入試問題と同じ形式にした。

小さなことだが、このような積み重ねが中学受験では大切だと思う。




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